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【健診システムTOHMAS-i導入事例】施設独自の漠然と…

【健診システムTOHMAS-i導入事例】施設独自の漠然とした要望を 「形」にしていく対応力の高さが魅力です

コラム

施設のご紹介~大阪公立大学医学部附属病院 先端予防医療部附属クリニックMedCity21様


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所在地:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス21F
設立:2014年4月
URL:https://medcity21.jp/

大阪公立大学医学部附属病院先端予防医療部附属クリニックMedCity21は、2014年4月に公立大学法人として全国で初めて健診事業を行う施設を「あべのハルカス」に開設されました。
高度な専門性と技能を有する大学附属病院現役医師による質の高い健診・人間ドック業務の提供に加え、大阪公立大学医学部附属病院や地域の医療機関とも密に連携し、健診・人間ドックと診療の両面から健康をサポートしている施設です。
健診システムTOHMAS-iを開設時に導入いただき、ハードウェア更新終えたいま、システムの活用状況ならびに今後のシステムへの期待について、お伺いしています。

まず、ご導入の際に期待していた機能や決め手となったポイントを教えていただけますか?

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当時は入札方式での選定でしたが、使いたいシーンや機能については院内で出し合っていました。

例えば、文書のスキャン保存や予約・受付時の同姓同名チェック・予約時間帯の細かな設定機能など要望事項に対し一番多く対応できると回答があったのがアイテックでした。中には細かい要望も多くありましたが、TOHMAS-iではこういった細かい要望もカスタマイズ対応で網羅できることが決め手になりました。

導入後、実際に使ってみていかがでしたか?

導入前に期待したように、カスタマイズが思い通りにでき、自施設の運用に特化したシステムが作れるところが利点だと感じました。
大学病院の附属施設ということもあり、大学との連携など独自のカスタマイズが可能なことも助かっています。また豊富な機能があっても、スタッフが負担なく使いこなせているので安心しています。

導入時や新人研修などでシステムの操作はスムーズに覚えられましたか?

マスタやエクセルベースの機能などは、PCが苦手な人には難しいかもしれませんが、PCやネットワークに強い人はすぐに覚えられると思います。
実際に、しっかりレクチャーしていなくても50代の未経験の方が迷わずに使えています。また、全受診者をカウンターの担当1人でエスコートしていますが、進捗画面を見るだけでスムーズに案内できています。

具体的な活用シーンについてお聞かせください。01_img_04.jpg

まず導入後に作成した帳票は100を超えています。マニュアルなど入れたらもっと多いですね。
軽微な修正を自分でできるのは手軽でよいと思っていますし、ちょっとしたデータを出したい時などとても便利に使っています。
具体的には、学会提出の統計資料のデータ抽出はよく使いますし、各部署の検査に係るスケジュール・シフト表、またDMのタックシールなど細々したものも自由に作成することができます。

検査結果連携についてはいかがですか?

連携は基本オンラインでするようにしています。ダブルチェックの手間だけでなく、ミスを防ぐため、よっぽどでない限り手入力はしたくないと思っています。
大学病院は手入力のところが多いと聞いていますが、やはり作業効率を考えるとオンライン連携することにメリットを感じています。

弊社担当者の対応はいかがですか?

担当SEの知識が豊富で、漠然と「こういうことがしたい」と相談すれば、充分わかってくれて、必ず具体的な回答が返ってくるので信頼できます。また、ただ提案してくれるだけではなく、「この後、こういうことに使うのではないか?」という想定までしてデータを整理してくれるのは、素晴らしい対応だと思います。
導入時からこちらの状況をよく分かってくれているので、安心感があります。

今後、TOHMAS-iに期待する機能やサービスはありますか?01_img_03.jpg

機能としてはWEB予約とWEB問診を取り入れたいです。
現状、電話予約がメインですが、専用4回線が埋まっていることもしばしばある状態です。
WEB予約があれば業務効率が上がるでしょうね。
また今は、紙の問診表を取り込んでいますが、聞き漏れがあると電話確認をするなど対応に手がかかります。WEB問診であれば、必須項目が設定でき、抜け漏れがなくなるので、楽になると思います。
受診者様を見ると、最近はスマートフォンに慣れた方が多いですね。
年齢層は50代の方が多いですが、60代以上の方でもスマホはほとんどの人が使えている印象です。これからはWEB問診の利用が増えると思います。

サービス全体としては、カスタマイズ対応が柔軟にできるので、施設独自の運用に合わせていただけていると思います。ただその分、他の施設でどのように使っているのか、まだまだ知らない機能があるのではないかと気になることはありますね。
今後、ユーザー会などでほかのユーザーさんと交流が出来たら、勉強になるのではないかと思います。

ユーザー会はやってみると面白そうですね!

今後、施設として取り組まれたいことや展望はございますか?

ストレスチェック、疲労度などの血液検査や試薬などに興味があります。受診者様からも痴呆症がわかる検査はないか?など具体的な問い合わせが入ることも多いです。
そういった新しい検査方法を取り入れるためにも、常に学会情報などをチェックしておきたいと思っています。
今はコロナでストップしていますが、インバウンド需要に応える運用も考えていきたいですね。

貴重なお話を頂きましてありがとうございました
取材日:2021年9月

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